こころの休憩所『yu-nagaのブログ』

様々な角度からこころの健康について綴っています。

『心の安全基地』

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かつて私は、

 

高校の英語の教師をしておりましたが、

 

行き詰まりから、

 

遂には、自殺未遂を図ってしまいました。

 

九死に一生を得て助かったものの、

 

実家に引きこもりの生活でした。

 

 

 

 

そんな私が、

 

思い切って米沢へと参りましたのが、

 

もう28年も前の話です。

 


こんな自分でも受け入れられ、

 

自分の

 

置かれているところで精一杯

 

生きていくことでOK

 

という人生観を知り、

 

それまでの、

 

自分にないものに目を向け、

 

そこを何とか埋めなければ

 

という生き方から、

 

すでに自分にあるものに

 

目を向けていく

 

生き方へと

 

変えられていきました。

 

 

 

 


しかし、

 

そんな自分でも時折、

 

自分の実体不足、

 

能力不足を見せられ、

 

苦しくなってしまうことがあります。

 

 

 

 

ある時、牧師先生から

 

「気楽にやっていいんだから」

 

とお声をかけて頂いた時に、

 

肩の荷がフッと

 

軽くなった瞬間が

 

ありました。

 

 

 

 

私は、

 

実力以上に

 

頑張ろうと

 

していたようです。

 

 

 

 

また、

 

先日帰省した折に、

 

ふと母が漏らした

 

「由宇が生きててくれて良かった。

 

そうでなかったら

 

顔を上げて

 

生きてこれなかった。」

 

という母の言葉によって、

 

私自身の存在が

 

温められた

 

思いがしました。

 

 

 

 

 

現在私は、

 

常駐のスタッフから外れ、

 

外の仕事がメインの

 

生活スタイルになりました。

 

 

 

私の外なる人doing

 

としては、

 

何らかの成果を

 

要求される

 

厳しい世の中の

 

只中にいます。

 

 

 

時に、

 

頭が蒙昧し、

 

要求される現実に

 

押し潰される

 

思いになる

 

ことが

 

度々あります。

 

 

 

 

 

しかし、

 

私の内なる人、

 

beingとしては、

 

『主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」

 

と言われた。

 

だから、わたしたちは、はばからずに言おう、

 

主はわたしの助け主である。

 

わたしには恐れはない。

 

人は、わたしに何ができようか」。

(ヘブル人への手紙第13章5-6節)

 

この御言葉に支えられている日々です。

 

 

 

 


このように

 

心温められる

 

言葉の中に、

 

自分の身を置いて、

 

自分自身を慰め、

 

励まし、

 

自分の心の

 

メンテナンスをする

 

〝心の安全基地〟が私たちには必須なようです。

 

あなたにとっての

 

心の安全基地とは

 

どんなものですか?