こころの休憩所『yu-nagaのブログ』

様々な角度からこころの健康について綴っています。

野口英世の母シカの言葉

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私の出身である

 

会津が輩出した偉人に、

 

ご存知の野口英世博士(幼名清作)

 

がおります。

 

 

 

幼い時の

 

いろりでの

 

火傷がもとで

 

指が癒着してしまい、

 

学校で「てんぼう(“棒のような手”の意)」

 

とからかわれ続け、

 

学校に行けなくなった

 

時がありました。

 

 

 

後ろめたさもあった清作は、

 

男がするような

 

重労働をしていた

 

母の手伝いを

 

しようとしました。

 

 

 

しかし、母は、

 

彼が学校を

 

休んでいることを知ります。

 

 

 

 

さて、

 

ここで

 

あなたが清作の母だったら、

 

清作にどんな言葉を

 

かけるでしょうか?

 

 

 

 

頭ごなしに

 

息子を怒鳴りつけて

 

しまうでしょうか?

 

 

 

 

 

この時母シカは、

 

清作を呼ぶと、

 

まず

 

手伝いやどじょう取りなど、

 

母を助けようとする

 

清作の優しい気持ちをほめました。

 

 

 

 

しかし、

 

自分にはかえって

 

そのことが辛く、

 

子どもたちの勉強ぶりを

 

見ることだけが

 

楽しみなのだと

 

伝えました。

 

 

 

そして、

 

清作が

 

学校仲間に

 

いじめられていることに対しては、

 

自分の不注意で

 

相すまなかったと

 

涙を流して

 

謝りました。

 

 

 

 

 

だからこそ、

 

負けないために、

 

学問で

 

身を立てるしかない、

 

家のことは心配せず、

 

一所懸命

 

勉強してもらいたい、

 

そればかり

 

夜も昼も

 

願い続けてきたのだと、

 

清作に切々と

 

訴えたのです。

 

 

 

 

 

清作は、

 

この母の言葉に

 

心を動かされ、

 

試練を乗り越える

 

力を得ました。

 

 

 

 

母シカの対応から、

 

ただ受容するだけでなく、

 

時に、

 

負けるなと

 

叱咤する時も

 

必要であることを

 

教えられます。

 

 

 

 

心して

 

いきたいですね。