こころの休憩所『yu-nagaのブログ』

様々な角度からこころの健康について綴っています。

「春」という漢字が意味するもの

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新年が明けたと思いきや、

 

はや1ヶ月が過ぎようとしています。

 

暦の上ではもうじき春ですね。

 

 

 

「春」という漢字は、

 

漢数字の『三』に『人』

 

のような字を書きます。

 

 

 

この漢字の上半分は、

 

草が、

 

根を深く伸ばした様子を

 

描いています。

 

 

 

そして、

 

その下の「日」という字は、

 

太陽をあらわしています。

 


つまり、

 

寒い冬の間、

 

土の中で少しずつ伸び、

 

命をつなげていた

 

草の根っこが


あたたかな

 

光の恩恵を受けて、

 

ようやく

 

地上に新しい芽を出した

 

その姿が

 

「春」という字

 

になったのです。

 

 

 

古代文字が

 

表しているのは、

 

日の光を浴びて、

 

草の根や芽が

 

伸びようとする姿

 

なのです。

 

 

 

 

『冬来りなば春遠からじ』

 

 

ということわざがありますが、

 

たとえ

 

今の状況が

 

どんなに不遇で

 

あったとしても

 

厳しい冬から

 

季節が巡り、

 

やがて

 

暖かな

 

春の日が訪れるように

 

明るい希望の日々が

 

待っていることを

 

信じていきたいですね。

 

*参考文献 TOKYO FM『感じて漢字の世界』

      『読んでわかる俳句 日本の歳時記 春』(小学館