こころの休憩所『yu-nagaのブログ』

様々な角度からこころの健康について綴っています。

ブランド品はこうして生まれた

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イタリアでは、

 

インターンシップ制度が

 

社会の中で確立しており、

 

5年間大学で学んだ後でも、

 

卒業しても2年くらいは

 

十分な給与は支払われず、

 

その後やっと仕事を見つけて就職したとしても、

 

もらう給料が手取り7万円ぐらいだそうです。

 

 

 

そんな中でも、

 

女の子たちは、

 

その給料を一生懸命に貯めて、

 

毛皮のロングコートを買うのだとか…。

 

 

それは何故だと思われますか⁉️🤔

 

 

 

 

 

 

 

それは…

 

仕立てを変えるたびに、

 

ちょっとずつ短くすれば、

 

お婆ちゃんになるまで

 

一生着られるからということがその理由です。😊

 

 

 

 

 

日本の着物と同じ考え方ですね。

 

 

 

 

 

皆、先のことを考えて

 

買っているのです。

 

 

 

 

 

 

使えるお金は

 

決して多くはないけれども、

 

いいものを長く着たい

 

という人たちのために、

 

お店は商品を作り、

 

お客が商品を育てるという

 

好循環があり、

 

その中で、

 

いわゆるブランド品が

 

生まれてきたのです。

 

 

 

 

 

 

本場イタリアの人たちは、

 

極端な話、

 

見た目は重要ではなく、

 

馴染みの店で、

 

顔見知りの店員に

 

良きものを薦めてもらい、

 

本物を手に入れるという

 

プロセスを含めた

 

満足感を大切にしているのです。

 

 

 

 

 

そういうプロセスの中から

 

ブランドの価値が出てきている

 

とわかれば、

 

疑い物でもいいから

 

ブランド品を買うというのは

 

無意味だということがよくわかりますね。

 

 

 

 

 

私たちも

 

見た目ではない、

 

実体のある

 

本物志向の目を培い、

 

本物を求めていきたいですね。

 

❇︎参考文献

フェラーリと鉄瓶〜 一本の線から生まれる価値あるものづくり」

 奥山清行 著  /  PHP研究所