ある中国人女性が、
日本のディズニーランドを訪れました。
彼女は入場の際に
母国語の翻訳付きの地図を
受け取りましたが、
一切地図は見ませんでした。
入園すると、
すぐカチューシャを買い、
耳につけ、
友人に電話をかけ、
それが済むと、
またすぐ目の前にあった
アトラクションに
待ち時間を確認することもなく並び、
それが済むと、
またブラブラ歩いて
次のアトラクションに乗る
という具合に、
同じエリア内のアトラクションばかり
乗っていました。
夕方になって
日が陰ってきても、
彼女はまだ園内の半分も
回っていませんでした。
彼女の行動は
傍目には、
行き当りばったりに
写るかもしれません。
しかし、彼女は、
「楽しい❗️楽しい❗️」
を連発し、
結果的に
満遍なく
他のアトラクションも
制覇することができました。
私もそうなのですが、
日本人はともすると、
入念な下調べをし、
計画を立て、
実行するという具合に、
楽しむというより、
作業をこなすことに
エネルギーを費やしがち
ではないでしょうか?
置かれている環境や
文化の違いからくる
国民性について
考えさせられると同時に、
「自分がこう考えるから、
他の人も同じように
こう考えるはずだ」
「自分はこうするから
他の人もこうするはずだ」
という思い込みが、
他者理解を阻んでしまう
こともあるのではないでしょうか?
心していきたいですね。